第5回 スポーツ振興賞
  • スポーツ振興大賞

    東北風土マラソン&フェスティバル

    主催:東北風土マラソン&フェスティバル実行委員会

    共催:登米市、南三陸町、登米市教育委員会、一般社団法人登米市観光物産協会、登米市観光推進協議会

    東北風土マラソン&フェスティバルは、2014 年より毎年春に、宮城県登米市にて開催しているイベントです。このフェスティバルは、「ファンラン」で世界的に有名なフランスのメドックマラソンと世界で唯一提携しており、春の東北の美しい風景の中、エイドステーションでは20 種類以上の東北各地の名産品を提供する「風土」と「Food (フード)」を楽しむユニークな大会です。

    キッズランは初年度から参加費無料で、累計で2,000人以上の子供たちが参加。2017年大会では親子ランを新設し、0歳児でも親と一緒に走ることを可能にするなど(乳母車など)、「老若男女問わず参加可能な大会」として、0歳から86歳まで、幅広い人々にご参加いただきました。

    さらに初年度から登米市を中心に東北中の食の魅力を集めた「登米フードフェスティバル」、東北中の日本酒を集めた「東北日本酒フェスティバル」、子供たちにミニスポーツを楽しんでもらう「キッズ・ドリームパーク」を同時開催しており、ランナー以外の方も東北の魅力を楽しんでいただけます。

    また、沿岸被災地を回る南三陸復幸ツアーなどのオプショナルツアー「東北風土ツーリズム」も例年通り開催。特に今回は3 連休の最終日に開催することで、東北外からご参加いただいた皆様に、東北の現状と魅力を体感していただきました。さらに、健常者、障害者も、老若男女問わず一緒に参加して楽しめる「ゆるスポーツパーク」を新設し、障害者にもお楽しみ頂ける環境も整えています。今年は実行委員会メンバーの過半数が地元メンバー、さらにボランティアの約75%が宮城県民で占められるなど、運営主体の地元化に成功しています。ランナーも毎年純増しており、2017年は6,000人になり、5割近くが宮城県外からの参加です。2日間ののべ来場者数は45,000人、食と日本酒の出展事業者は100を超え、試飲できる東北の日本酒銘柄数も130以上を集めて、地元市町村への経済波及効果は4億円を越えると試算されています。

    今後もさらなるグローバル化と、「老若男女健障問わず参加しやすい大会を目指す」取り組みを重ね、2020年のオリンピックイヤーまでに、10,000人規模の大会を目指して、成長と内容の充実を重ねていく予定です。そして、魅力的な「マラソン」をフックに域外から人とカネを呼び込み、域内のメンバーを中心に「おもてなし」を行う。この循環型スポーツツーリズムモデルの確立と成長を、今後もさらに加速させてまいります。

  • スポーツ庁長官賞

    アウトドアチャレンジレース

    主催:アウトドアチャレンジレース実行委員会

    アウトドアチャレンジレースは、平成28年度に発足した自然豊かな奈良県南部地域の川上村、上北山村の2村と奈良県が連携して行うアウトドアスポーツイベントです。スポーツを通じて地域の活性化につながるきっかけづくりや、スポーツツーリズムの推進を図ることを目的としています。これまで2回開催し、参加は約350人、域外参加は約30人、ボランティア約100人です。

    川上村では、「カヌーチャレンジ」として、普段入水できない大滝ダム湖を活用したカヌー体験を大自然に囲まれた静かな湖面で新緑を楽しみながらできます。上北山村では、日本百名山「大台ヶ原」の標高差941mの雄大な景色を楽しみながら、駆け上がる過酷な登板コースを活用したハーフマラソン「大台ヶ原マラソンinかみきた」の実施です。アウトドアチャレンジレースは、これら2つの大会に参加し、カヌーのタイムトライアルとマラソンの両方の合計ポイントで競うレースです。片方でのエントリーも可能。

    第2回大会では、「チームの部」を新設し、チームはマラソン1人とカヌーチャレンジ1~4人の編成。家族、職場、友人等で参加できます。イベントを2日間かけて開催することで、南部地域への誘客を促進し、地域の活性化につなげることを目指しています。

  • 日本商工会議所奨励賞

    日本初地域密着型ソフトテニスクラブ

    「どんぐり北広島ソフトテニスクラブ」設立

    主催:一般財団法人どんぐり財団

    旧豊平町(現:北広島町)の担当者の働きかけで2015年、日本で初めての地域密着型ソフトテニスクラブとして設立。全国から合宿や試合、指導を受けに小学生から社会人と相当数の選手・関係者が集まる。昨年は実業団チーム、国体強化チーム、高校・小学校日本一のチーム、広島県中学生選抜チームが合宿を実施。350名規模の中学生大会や、全国トップチームの社会人大会も開催された。中学生大会では宿泊を伴う夜間の講習会を予定しており、スポーツ産業としてクラブの役割は大きい。

    今後は国際大会を開催する予定。管理施設ではチームの応援幟やグッツ開発を開始し、プロ化も視野に入れながら、現在研究中。来園者数が増加し経済波及効果も実感している。さらにチームの関係者が町内に移住・就職している。定住した引退選手もおり、住民・企業の人材確保にも繋がっている。

    住民もソフトテニスを始め、運動不足、ストレス解消で健康づくりにも寄与することが見込まれる。

    今年の広島アジアカップでは100名以上で応援ツアーを組み、選手の引退式には100名ほどが集結した。食料を無償提供し、成人式を開催するなど、高齢化の進む町が活気を取り戻した。将来的にはソフトテニス留学の受け入れを計画している。選手は全日本選手権大会優勝(皇后杯を北広島町へ)を合言葉に練習し、この姿を地域住民が暖かく見守り続けていく仕組みが完成した。

  • スポーツ健康産業団体連合会会長賞

    IT✕自転車イベントで新時代の地域振興・

    観光振興を推進するCYCLOG(シクログ)

    主催:株式会社Seabird、各自治体

    IT✕自転車イベントという新しい形をスポーツツーリズムを通じた地域振興・地方創生・地域観光産業振興のために提案しました。

    CYCLOG(シクログ)は、低コスト・少スタッフで実現・継続が可能な、世界初のスマホアプリを使用した新感覚の自転車オリエンテーリングとして生まれました。2016 年に発足し、開催回数7 回、参加人数2,000 人。CYCLOG は一つの大会ではなく、自転車イベントの一ジャンルという位置づけで創設し、基本的に同じフォーマット、同じスマホアプリ、同じ運営システムを使用することで、運営スタッフ数を大会平均10 人程度と大幅に晴らすことに成功しました。開催コストを大きく減額させることもできました。

    一方で自転車イベントとしてはこれまでなかなか獲得できなかったファミリー層やグループ層を獲得することで、スポーツツーリズムの底辺拡大と地域へのリピート率を高めることに成功しました。自治体・地域によって開催されるスポーツツーリズム系誘客イベントの課題をことごとくクリアし、さらにIT 技術やSNS の活用によって参加者による自発的な口コミ拡散やダイレクトな地域への経済効果を狙います。

  • 日本スポーツツーリズム推進機構会長賞

    ツール・ド・ニッポン サイクルツーリズムに

    よる健康づくり・まちづくり

    主催:一般社団法人ウィズスポ、全国サイクルツーリズム連携推進協議会

    ツール・ド・ニッポンは、ウィズスポが日本各地の自治体と共同で主催(企画・運営)する、自転車レース・ツアーなどのイベントです。観戦するだけでない、市民参加型のスポーツイベントであることが特徴であり、特別な資格は必要なく、エントリーすれば、誰でも好きな時に好きな大会に参加することが可能となっています。自転車イベントの種類は複数あり、地域ごとに最適な形態でのイベントを開催しています。また、家族、恋人などが一緒に楽しめるようなサブイベントも同時開催することにより、より多くの集客を実現しています。開催実績は41回、参加人数合計は32,750人に及んでいます。開催地は13都県19地域。2017年には開催回数、規模ともに拡大予定です。

    県や市町村をはじめ、15団体が当団体のパートナーとなっています。地元のお店や企業との連携も盛んに行っており、レースに参加した時のゼッケンを、地元のお店で提示すると割引が受けられるシステムを導入したり、メイン会場に地元・自転車関連のブースを設置している。スタート地点には地元産品の直売所を設け、大会を盛り上げ、地元市民と参加者との交流の場を創出しています。台湾からのモニターツアーの予定など、海外からの参加者の誘致にも積極的に取り組んでいます。

  • 経済産業省商務情報政策局長賞

    第1回全国500歳野球大会

    主催:大仙市・秋田魁新報社(500歳・550歳野球大会実行委員会

    秋田県大仙市で行われる「全県500歳野球大会」の第1回大会は、昭和54年(1979年)に8チ-ム130人が集い、開催されました。その後、野球ル-ルを大きく変え、マスタ-ズ(40歳以上)・還暦野球(60歳以上)の間に属する中間層の選手が最も輝ける大会となっています。出場選手9人の合計年齢が常時500歳以上で、一度退場した選手でも同じ打順であれば再登場が出来るなど、独自のル-ルで行われています。平成28年の第38回大会では、秋田県全県から184チ-ム4,700人の選手が参加する歴史と権威あるマンモス大会に成長しております。

    平成29年度は、第1回全国500歳野球大会となり、参加者1,080人(32チーム) うち、域外600人(20チーム)が参加しました。秋田魁新報社は、大会特集号や号外を発刊し、全試合の結果と個人成績を翌日の紙面に掲載し、参加選手の活躍の糧になっているとの評判です。大会は、「野球に燃える親父たちの甲子園」のキャッチフレーズのもと、中・高齢者が野球を楽しみ、健康作りを行うことをモットーに、生涯スポーツとしての野球を続け、長寿社会の形成に資することを目的としています。将来的には全47都道府県からの参加チームによる大会を目指します。

       
  • 観光庁長官賞

    奈良マラソン

    主催:奈良マラソン実行委員会

    奈良マラソンは、平成22年(2010年)12月、平城遷都1300年記念事業のフィナーレを飾るイベントとして初開催し、今年の大会が8回目となります。大会の魅力は、世界遺産あり、田園風景あり、奈良公園の鹿ありの多彩なコースロケーション、奈良のうまいもんや名物を集めたEXPO、五輪メダリストの有森裕子さんをはじめとする大会ゲスト等。2016年第7回大会では、19,201人の参加。県外11,178人(うち海外625人)。「ランナーに優しく、楽しい大会」を目指して、約7,000人のスタッフ・ボランティアやが「おもてなしの心」で運営をサポートしています。ぜんざいや三輪そうめんの給食、吹奏楽・和太鼓など沿道の応援でランナーをバックアップします。

    テレビや雑誌のマラソン特集で採り上げられることも多く、エントリー開始日は毎年熾烈な状況。経済波及効果は約25億円。優勝トロフィーや表彰状には、奈良ブランドの吉野ヒノキや吉野杉を使用。単にスポーツイベントとして終始するのではなく、マラソン大会を軸にして、観光や地域経済の活性化、おもてなし・ボランティア意識の醸成、インバウンドの拡大、健康意識の増進等につながるように、取り組みの枠組みを広げつつあります。

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